2018.12.05
家づくりについて
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『住まいを考える』 -プランニングと予算-

住まいを考える上で、最近の建築・リノベーションの傾向をみていきますと、

プランニングや設備はとてもお洒落でデザイン性が高い物に人気もでており、流行しています。

 

そしてそれに対して私が普段思っている事をお話させてもらいます。

 

インテリア

お洒落でデザイン性が高いということは非常に重要です。

暮らしを豊かにしてくれる重要な要素の一つです。

しかし、それが売れる手段として重要視され、デザイン性を高めるために家としての性能(耐震や断熱性能など)を軽視する場面が今でも多く見られます。

 

デザインは目に見えるものです。ファッションのような感覚です。

 

ファッションってそれこそ正解がなくて、赤い服を着たい人がいれば、黄色い服を着たい人もいます。建築のプロだったとしても「これが正解ですよ。」と一方的に断言はできない分野です。

 

日頃リノベーションをするに際にプランの上で大事にしている所は、リノベーション会社としてというか、建築のプロにしか見えない所、躯体の耐震性能だったり、断熱性能だったりと、ファッションではなく人体でいう健康状態をどのように診断するか、それをどうプランに反映できるかという所が一番重要なのかなと考えています。

 

正直、表面上のデザインなんて、下手したら一般のお客さんの方がセンスあったりすることもあります。そこはもう本当に自由に楽しみながら、住み手の感性と建築家の経験値をふまえたアドバイスによって一緒に考えていけばいいのかなと思っています。

 

建築のプロにしか見えない所を、見るか見ないかという所が凄く大事な所で、見た上でお客様にも見える化するというかね、ちゃんとお伝えして、それも含めてどう選択していくかというところはとても重要です。

特に築年数の古い物件のリノベーションの場合は性能を上げずに表面のデザインだけきれいになっても、工事が終わった瞬間は満足するかもしれませんが、住みだしてみるとやたら暑かったり、寒かったり、結露したり、カビが生えたり…

もう取り返しがつきません。

 

古い物件の場合、

いつ建てられて、

現在はどのような性能で

どう改善できるのか

それが新しく住む人に対してどういう結果をもたらすのか

 

そのようなことをどれだけ真剣に考えることができるかがプランの成功の鍵です。

 

もちろんそれが予算に反映されていくので、いろんなことを理解した上で選択していきます。

家 お金

ここからは予算についてお話しします。

 

2社、3社に見積もりを依頼し検討する中で、見積もりの見比べ方がわからない、見積書が分かりにくいということをよく聞きます。

 

こちらのポイントは

【何にお金がかかっているのか】

【それが必要なのか】

【自分たち住み手の為の見積もり内容になっているのか】

というところを理解しないといけません。

しかし専門用語がふんだんに使われた見積書をじっくり読み込んでも恐らく分かりません。ちなみに私たちプロでも他社の見積もりは分かりにくいものです。

 

どうすれば良いか…

 

説明してもらうことです。

見積もりの内容を説明しない業者はやめましょう。

説明を聞いて、分からないことがあれば聞く。これしかありません。

 

高ければいいとか、安ければいいとか、そういう話では全くなくて、その建築会社側が、どういう理念で仕事をし、どういう想いで家造りをしているのか。

 

 

住み手

その想いに共感できるのかどうかが重要です。

 

やっぱり建築会社側が可能な限り具体的に説明をして、どういう想いでプランをして、どういう所にどれだけのお金がかかっているというのを説明できるかどうかということですよね。

 

もし予算をオーバーしてしまっていれば削れば良いのですが、内容を理解していなくて選択できませんよね。

絶対に必要なこととそうでないこと。

全てが必要なのであれば予算を考え直す作業が必要かもしれません。

 

高いか安いかだけで選択すると失敗します。

逆に一生懸命説明してくれる人だと成功します。

プランにしても予算にしても、結論的には

【住み手となるあなたのことを第一に考えてくる人】

を選ぶしかないです。

 

それが家づくり成功への最重要ポイントです。

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